野生動物管理全国協議会主催 2016年 公開シンポジウム
「野生動物管理のリーダーをどう育てるのか?」(終了しました)
日時:平成28年5月20日 (金) 12:00~15:30
会場:国立科学博物館 上野本館 2F講堂
定員:150名(要申込)
参加費:無料
開催案内(PDF)
開催趣旨
「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」が施行され、1年が過ぎようとしています。環境省、農林水産省では、「抜本的な鳥獣捕獲強化対策」を掲げ、ニホンジカ、イノシシの生息数を10 年後(平成35 年度)までに半減すこととを目標に、捕獲を推進しているところです。一方で、行政や捕獲現場では、野生動物管理の適切な知識と技術が不足している状況が続いており、計画性や科学性が十分担保できない危険性などが懸念され始めています。
そこで、本シンポジウムでは、野生動物管理に必要なモニリング、計画・施策・評価を主体的且つ継続的に判断できるリーダーを育成するための教育プログラムを提供し、現場で活躍できる体制を構築するために何が必要なのかを先進事例をふまえ、考えていきます。
プログラム
1.開会挨拶
2.話題提供
① 鳥獣法改正と野生動物管理の「人材育成」の歩み
赤坂 猛 ( 酪農学園大学 環境共生学類 教授 )
② 富士山地域の連携・協働によるシカ管理への取り組み
大橋 正孝 ( 静岡県 自然保護課 鳥獣捕獲管理班 主査 )
③ 野生動物管理のプロフェッショナルを育てる大学教育
伊吾田 宏正 ( 酪農学園大学 環境共生学類 准教授 )
④ 地方自治体におけるリーダー育成プログラム
横山 真弓 ( 兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授 )
⑤ これからの野生動物管理のリーダーの育成と配置
梶 光一 ( 東京農工大学 大学院農学研究院 教授 )
3.パネルディスカッション
コーディネーター: 松田 裕之 (横浜国立大学 環境情報研究院 教授)
パネリスト: 講演者